思った以上にホコリだらけ! 壁と天井のお手入れ

床などに比べ、天井や壁はホコリがつきにくいと思われがちですが、実は皆さんが思っている以上にホコリがつきやすい場所です。

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意外にホコリが溜まる壁・天井

床などに比べ、天井や壁はホコリがつきにくいと思われがちですが、実は皆さんが思っている以上にホコリがつきやすい場所です。締め切った部屋でも、風に運ばれたり、住人の衣服やクッション、座布団にくっついて運び込まれ、人が動いた時の小さな風やエアコンの風、ストーブの暖気とともに舞い上がって壁や天井に付着します。こうしてこびり付いたホコリを放っておくと、やがてホコリやけを起こして黄ばみ、次第に染み込んで、なかなか落ちない頑固な汚れになってしまいます。こうなってしまう前に、小まめに掃除してホコリを溜めないようにしましょう。

壁・天井の普段のお手入れ

普段の壁や天井のお手入れは、ホコリを溜めないようにこれを取り除くだけで十分です。ただし高い場所に掃除機をムラなくかけるのは難しいので、ポリバタキなどを使うとよいでしょう。ポリバタキはホームセンターなどで販売されている、ふわふわしたポリプロピレンのハタキが付いた掃除用具。使う前に2~3回軽く振るとポリプロピレン部分に静電気が発生し、目に見えないホコリを吸着することができます。壁や天井を軽くなでるだけで、小さなホコリを取り除くので、後は下に落ちた大きなホコリを掃除機で吸えば完了です。月に1度はこうして壁・天井をお手入れしましょう。

壁・ 天井の素材別汚れ落とし

壁・天井の普段のお手入れはホコリをとるだけで十分ですが、落ちにくい汚れが付いてしまったら、汚れ落としが必要です。もちろん、壁・天井にもいろいろな建材が使われているので、汚れ落としもそれぞれに合った方法で行います。

① ビニルクロス貼りの汚れ落とし

ビニルクロス貼りは水拭きできるので、多少の汚れは水拭きで落とせますが、張り合わせ箇所は濡らさないように気をつけなければなりません。ここから中に水分が入ると、クロスが剥がれてしまう怖れがありますので、水拭きも雑巾を固く絞って使います。

一方、手あかなどの汚れは住宅用洗剤をぬるま湯で薄め布につけて拭くか、その布をタワシなどで包んでこすり落します。その後、汚れをふき取ってから、水に浸けて固く絞ったきれいな布で拭きます。

ビニルクロス表面にカビが付いてしまった場合は、水で薄めた中性洗剤を付け固く絞った雑巾でふき取ります。その後はドライヤーで手早く乾燥させてしまいましょう。

市販品のカビ取り剤を使う場合は、必ず壁面の下から上へ向かってスプレーし、洗剤が垂れ落ちないうちに手早く下から上へ拭きあげるようにします。洗剤が垂れるとシミの原因になるので要注意! それでも落ちない頑固な汚れは、塩素系漂白剤を薄めて使います。カビに刷毛で塗って20分程度放置した後、ぬるま湯に浸けて絞った雑巾で拭き取ります。

② 布クロス貼りの汚れ落とし

自然素材の織物、不織布やフェルト、編物などを紙で裏打ちして作る壁紙で調湿性や通気性に富み、結露も抑えますが、手入れするのが難しいとされていました。しかし、近年は撥水加工や汚染防止加工などの化学処理を施し、手入れしやすい製品等も出現しています。ホコリがつきやすいものが多いので、普段から小まめに表面のホコリを払い、掃除機などで掃除するほか、継ぎ目のほつれなどは、大きく広がらないうちにノリなどを少量付けて固めるようにして補修します。

また、汚れが付いた場合は、消しゴムや食パンなどを使ってこすり落すことができますが、手あかなど落ちにくい汚れの場合は、住宅用洗剤をぬるま湯で薄めたものを布につけ、汚れを上から叩くようにして落します。汚れが取れたら傷つけないよう注意しながら乾いた布で表面を拭きましょう。

③ 板張り・化粧合板のお手入れ

通常の合板の表面に木目調などの加工を施して化粧したものが化粧合板で、プリント合板とも呼ばれます。化粧合板のお手入れは、ホコリを落し柔らかい布でから拭きするか、化学雑巾などで汚れを取ります。ただし、化粧合板の表面はプリントなので、拭く時に力を入れすぎると傷つけかねないので、ここも注意が必要です。またシールやテープを貼ることもお勧めできません。さらに、天井に使われている化粧合板は耐水加工されてないことが多く、その場合は水拭きできません。普段から汚さないよう注意するようにしましょう。

石膏ボードの上に、化粧加工した紙やプラスチックのシート等を張り合わせたものが化粧石膏ボードで、塗装したものや型押し加工して凹凸を浸けたものなどもあります。この化粧石膏ボードも、種類によっては耐水加工してないものがあり、この場合はやはり水拭きできません。材料名だけでは耐水加工の有無が分らないことも多いので、担当の工務店や設計事務所に材料の性質を確認しておくとよいでしょう。

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